地方視察その8 | 奈良郊外の人気カフェ&雑貨店「くるみの木」

地域活性化

(写真↑:「くるみの木」の雑貨店入り口)

奈良郊外にある「くるみの木」というカフェ&雑貨店の佇まいを目にしてから、ずっと行ってみたいなという気持ちがありました。1983年にオープンしたというから驚きです。40年近く経っても全く古びることのない、むしろ進化を続け、たくさんの人に愛される、まさに「居心地のいい場所」という言葉がぴったりの場所でした。

丁寧な暮らし

「くるみの木」エントランス

立地としては、奈良の中心地から少し離れた所にあり、大和路線という線路のすぐ横にあります。
歩くのがきらいではない私たち夫婦は、東大寺から徒歩で行ってみましたが、プラプラ歩いて30分弱で着きました。周辺は至って普通の、どこにでもある日本の郊外って感じの街並みです。そこにポツンと空気感の異なる世界が広がっていました。

敷地内に入ると、いい気をもらえそうな木々や植栽がセンス良く配置され、古い建物との調和が素晴らしく、オーナーの暮らしに対する丁寧な心ゆきを一気に感じました。同一敷地内にいくつかの小さな小屋があって、手前には食をテーマにしたショップ、そしてカフェ、途中に展示スペース、奥には洋服や小物、食器等々を扱う雑貨屋さんが入っています。

「くるみの木」カフェ店内

カフェでは、バター醤油味のライスを包んだオムライスと鰹節がたっぷりかかった醤油風味の焼きそばをランチにいただきました。その時間帯は比較的若い人が多かったですが、日常使いの地元の人たちと観光で訪れる人々がうまい具体に入り交じった空間となっていました。

場所の“ストーリー”

私が行ってみたい!と思う場所には、やっぱり共通点があって、一つには視覚的にいいなと思うこと。でもそれだけでは「実際に行ってみる」という行動にまでは繋がらないことも多く、やっぱり心を動かされるのは、「どんな人が、どんな想いで、その場所をオープンしたのか」という点。

オーナーの生きてきたストーリーが詰まった場所であればある程、行ってみたい気持ちが高まります。

奈良公園の紅葉(2022年11月)

なので、実際に訪れる前にネットや本などで、その場所についてのオーナーの想いや考えをたくさん吸収していくので、そういう場所に着くと、いつも初めて来た場所には感じなかったりします😂。

私のカフェ/地域めぐりは、ある意味、誰かの人生を垣間見に行く旅のようです。

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