10月5日、芝浦工業大学建築学科の岡野准教授と学生さんと実施した御宿・岩和田フィールドワークの第3編です。第1・2編は↓をご覧ください。
岩和田区長と漁協組合長へのヒアリング

さくっとランチを済ませた後は、岩和田地区の木原区長より岩和田の歴史や概要などについて簡単にご説明をいただきました。
その後は漁協組合の畑中組合長へ、学生さんから事前に考えてこられた質問にお答えいただきました。
まち歩きと岩和田手作り屋の見学

自転車を置いて、しばらく岩和田のまち歩きです。
学生さんに与えられた今回の課題は、少子高齢化や空き家・空き施設問題を抱える岩和田地区において、建築的観点からの課題解決案を導き出すこと。
岩和田に昔から住む人々と、新しく暮らし始めた移住者、そして漁師、サーファー、子育て世代、高齢者など様々に異なる住人の接点を浮かび上がらせ、どの場所にどんな機能の施設があれば、地域活性化に繋がるか、といったことを考えていただきます。

まち歩きの合間に、岩和田青年館に集まって2022年2月から開催される「御宿まちかどつるし雛めぐり」に向けて作品制作を進める岩和田手作り屋に立ち寄り、岩和田に昔から住むおばさん達へのヒアリングも行いました。(作品イメージは↓参照)
地元の新旧住民へのヒアリング

最後は1時間半ほど、地元の新旧住人をランダムに集めて学生さんの質問に答える会を実施。
場所の提供とヒアリングへの参加を快く受けてくださったのは、岩和田海岸から徒歩1-2分の立地で年間民宿を長年営んでいる「浜よし」さん。
その他、ヒアリングに参加してくださった方々は、岩和田への移住者でサーファーの安田夫妻、菜園サークル仲間で今年御宿駅近くのマンションへ移住してきたゆりこさん、1年程前に御宿へ移住し移動コーヒー屋さんをやっている紺野さん、12年程前に御宿へ移住し町おこし活動に尽力されている北村さん、そして最近Uターン二拠点生活をしている私たち井上夫婦。
「御宿/岩和田に何があったらいい?」の質問では、
- ベーカリー/パン屋さん
- カフェ
- 花屋さん
- 温泉(サーファーの需要が高いとのこと)
- 図書館(子供からお年寄りまで知的好奇心を刺激できるような場所の意味合い)
などが上がりましたが、パン屋さんとカフェの需要は根強いなと、再認識しました。
バタバタの1日
あっという間に帰りのわかしお(東京へ帰る特急列車の名前)の時間。
今日はたくさんの人たちに時間を頂いて、本当に感謝しております!!ありがとうございます。
この後、1ヶ月ほどかけて本日のフィールドワークで見て聞いてまわった内容をまとめて発表いただける予定です。
楽しみに待っています。

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